私が会食恐怖症になったきっかけ
私が会食恐怖症になったのは、中学1年生の頃でした。
それまでは特に意識することなく、人と一緒に食事をすることができていました。
しかし、ある時期から人前で食事をすることに強い不安を感じるようになりました。
「うまく食べられなかったらどうしよう」
「周りの人に変に思われたらどうしよう」
そんな考えが頭の中に浮かび、食事の場面がだんだん怖いものになっていきました。
それ以来、学校の給食や外食など、人と一緒に食事をする場面が大きなストレスになっていきました。
本記事では、私自身の体験をもとに会食恐怖症についてまとめています。
会食恐怖症の主な症状や原因、実際に私が試して効果を感じた対処法
そして将来どのように向き合っていけばよいのかについてもお伝えします。
会食恐怖症とは?
会食恐怖症とは、二人以上での会食に対し、強い恐怖や不安などの精神的苦痛を抱恐怖症である。(一人であっても)家の外での食事に恐怖を抱く場合「外食恐怖症」とも呼ばれる。
症状に社交不安障害との類似性があり、社交不安障害の一つに分類される場合がある。
引用:ピクシブ百科事典
らくだ私は発症当時は家でも外でも食事時に強い不安・緊張感に襲われたよ
会食恐怖症の特徴
会食恐怖症は不安障害の一種です。
私としてはパニック障害の一種でもあるのかなと感じています。
私が感じた会食恐怖症の特徴は


社会不安障害との関係
私は社会不安障害の一種として会食恐怖症を発症したため、人前で話すことや注目されることも緊張が高まりました。
そのため、やはり社会不安障害の一種と言って良いでしょう。
私が会食恐怖症になったきっかけ
私は母が食事に厳しい家庭に生まれました。
左利きだったため、矯正するときも食事の食べ辛さがありました。
食事は基本残さないように言われ、戦々恐々と食事をしていた記憶があります。
今では会食恐怖症になる原因が家庭環境と言われることから、まさに典型例のようなかんじでした。
中学1年生で感じた最初の違和感
今でも明瞭に覚えています。
- 冷や汗が出る
- 心臓の鼓動が早くなる
- 身体が暑く感じる
- 息苦しい
食事の時間がいきなり地獄になった理由



食事前から緊張状態です💦大勢の前でスピーチをするくらい緊張💦
今まで仲良く食べていた友達からの目線、全然減らない自分の弁当、嗚咽が出そうになるくらいの冷や汗。
毎日食べなくてはならない食事で毎回これです。精神的に参ってしまいます。
会食恐怖症になると困ること
ここでは会食恐怖症になると必ず通らなくてはならない道が困難になることをお伝えします。
勉強に専念できない
学校に通っていた頃は必ず給食もしくは学食がありますよね?
しかも友達と行きますよね?
これが正直辛すぎて、食事前からずっと緊張と不安。
そのため、授業の内容も頭に入ってきません。
今思えば、実戦の場として役に立っていたのかもしれないです。
新しい友達ができない
新しい友達って私の情報を何も持っていませんよね?
もし持っていたとしても、私が会食恐怖症とは絶対思っていません。
私も説明するのが得意ではないので、友達が増えて緊張が増すくらいなら要らないという考えでした。
そのため進んで友達を作ることができませんでした。
就活が絶望的になる
高校もしくは大学を卒業したら働きますよね?
働く前に会食恐怖症になっていたとしたら、働いたらどういう運命が待っているか。
新入社員同士の飲み会やら上司に誘われて食事に行くなど、仕事と食事は切っても切り離せないものです。
そのため、私は当時「職人は一人で仕事するから会食恐怖症でも勤まるだろう」という軽い気持ちで機械工学部に入った思い出があります。
妥協して入学した学部なので当然続かないし、興味もありません。
恋人ができない
意外とこれはダメージが大きかったです。
人間関係を構築できないのであれば、恋人なんてもってのほかですよね。
なので私はずっとオタク友達とつるんでいるグループで恋人なんて2次元だろ!というキャラでした。
でもずっと恋人は欲しくて、でも恋人になる前にも食事というハードルがあるし、
会食恐怖症と伝えたら絶対好きになってもらえないとばかり思っていました。
会食恐怖症への対処法
ここでは、会食恐怖症になったから人生おしまいだと思って欲しくないため、対処法をお伝えします。
少人数の食事から慣れる
当時の私がこれでした。
幸いにも中学生から諦めず緊張感と闘い、友達と食事していたからよかったのかもしれないです。
高校生の頃には学食のうどんやラーメンは美味しく食べれるようになっていました。
20代になると投薬(抗不安薬やSSRIと言われる抗うつ薬)のおかげもあって、ある程度慣れてきました。
そのため、最初はハードルはなるべく小さく「家族→親友→友人→相性の良い人」のように進めるといいですね!
信頼できる人と食事する
家族が一番信頼できませんか?
また、家族と食事に行くことって何かに守られている感じはしませんか?
なので、兄弟や親を連れて自分が食事できそうなお店に行ってみてください。
何か調子が悪ければ必ず助けてもらえるという安心感は家族が一番です。
医療機関や薬のサポート
最近はメンタルクリニックや精神科に受診する敷居が低くなっています。
主治医に相談すること、薬をもらうことなど決して悪いことではありません。
主治医の言葉で食事に対する考え方が変わるかもしれないです。
薬の力を借りれば、人並みに食事ができるようになるかもしれません。
可能性は無限大です。活用できるところは活用しましょう。
体調の波を減らす
睡眠時間やストレスなど抱えていませんか?
会食恐怖症は体調の波により今まで問題なく食事できていた場所でも急に出てくることがあります。
私は寝る時間や起きる時間を一定にして、「寝不足=症状でやすい」と思って警戒しています。
ストレスも調子の良い悪いに関係してくるでしょう。
できる限り体調を整えて慣らしていきたいですね。


会食恐怖症は治る?
最後の肝になりますが、治るものなのか否か?
結論としては、「長く付き合っていくもの」だと私は思っています。
少しずつ改善するケース
食事に慣れていくスピードは人それぞれです。その人の環境や持病など背景もそれぞれですから。
しかし、やはり改善していくには実践が一番だと私は思います。
食事する機会を避ければ避けるほど、いざという時に緊張感が強くでます。
少しでもチャレンジできる機会があれば挑戦してみてください。
治療や薬のサポート
薬を使うことに否定的に意見ももちろんあると思います。
しかし、今では副作用の少ない良い薬がたくさん出ています。
抗不安薬やSSRIと呼ばれる抗うつ薬は症状をもしかすると劇的に変えることもあります。
薬は食事の場にチャレンジするアイテムだと思っていただければそれほど悪いものではないかと思います。
成功体験
私がいままで「挑戦」「機会」という言葉を繰り返してきたのは、成功体験を作るためです。
初めての場所で食事ができたという成功体験はどんな薬や治療にも勝ります。
初めての場所で成功したら継続してみてください。
周りの客や自分の精神状態も感じとってみてください。
成功の裏には「自分はこういう考えで店に入っていたのか」、「こういう風に食事しているんだ」と俯瞰してみてください。
成功体験は重ねれば重ねるほど、今後同じようなお店に初めて行く場合に強さを発揮します。
会食恐怖症で悩んでいる人へ
悩みすぎるなと言ったら嘘になりますが、昔は会食恐怖症という言葉自体存在していませんでした。
なので、これは一体何が原因なんだという根本がわからない強い悩みがありました。
今では会食恐怖症の本はいくつか出版されています。
治療法やカウンセリングなども充実しています。
ネットで「食事 緊張」で調べればすぐに会食恐怖症という言葉が見つかります。
私もまだ完治はしておりませんが、周囲にたくさんサポートしてくれるところがあるんだと思えば、
意外と楽になりませんか?
一人で抱え込まずに、まずは家族に協力してもらったり、薬の力を借りることも今のあなたが悩まないようになるための社会資源になります。
あなたは決して一人ではないことを忘れないでほしいです。




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